水撃ポンプの仕組み
入力管内を流れる水が、弁室の排水弁が急激に閉まることにより 弁室内のウォーターハンマーが発生し、高圧となった弁室内の水が用水弁を押し開き、圧力タンク内に押し上げられる。
圧力タンク内の水は、圧縮された空気により用水弁を閉めて揚水管内を押し上げられる。水を10m押し上げるには1気圧の圧力が必要となります。20mでは2気圧となり、高圧タンク内は常に高圧状態となっています。
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水撃ポンプ各部位の説明
ポンプの動力源となる水を、入力管に送水するための水源。
弁室にウォターハンマー現象を発生させるために、自動開閉する弁。1分間に30回程度開閉するように調整する。
高圧タンク内の水を、高所に揚水するための配管。配管はなるべく直線的に配管を行い、管内抵抗が最少となるように配慮する。
(導水管)水源からポンプ本体に送水するための導水管。一般的には水源とポンプの高低は8分の1勾配で配管する。
弁室で発生した高圧水を、圧力タンクに送水するための弁。また、高圧タンク内の水の弁室への逆流防止弁。
送水管より送られた水を瞬時に止めて、
ウォターハンマー現象を発生させる部屋。
(空気室)弁室より流入した高圧水により、圧縮された空気が反力によりタンク内の水を揚水管に押し上げるための、圧力を発生させるための空気室。
教材用の水撃ポンプの設置と運用の説明を通じて、簡易に揚水する様子をご覧いただけます。
特定非営利活動法人
アジアの水と循環型農業
NPO Water and Circulure Agriculture in Asia
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